睡眠時間が3~4時間でも全然大丈夫なショートスリーパーになる方法はあるの?

成長ホルモンとの関係

 

 

アンチエイジングと睡眠時間の関係です。成長ホルモンは、アンチエイジング系ホルモンの中心ともなる重要ホルモンです。このホルモンの1日の分泌量の約70%は睡眠中に分泌され、更にそのうちの約70%が眠り始めの2、3時間に分泌されるのです。それから全身にゆきわたっていき、約6時間かけて働きます。つまり、成長ホルモンは睡眠が7時間で十分な機能を発揮するのです。

 

 

アンチエイジングには7時間の睡眠時間が重要となります。そして、睡眠7時間は自然と目が覚める睡眠時間でもあるとされています。睡眠というのは、眠りが浅い「レム睡眠」と眠りが深い「ノンレム睡眠」に大別されます。レム睡眠とノンレム睡眠を1サイクルとすると1サイクルは約90分間とされており、このサイクルを一晩のうちに4~6回繰り返します。

 

 

時間が朝になってきたら、ノンレム睡眠の時間が短くなってきてレム睡眠が増えます。こうして睡眠サイクルが短くなって自然と目を覚まします。この点からも睡眠時間は約7時間が標準となるようです。

 

 

睡眠時間には個人差があるものですが、長過ぎず、短か過ぎずとなるのが約7時間程度の睡眠と考えられています。ちなみに、年を取るほど必要な睡眠時間は現象する傾向にあり、思春期の頃の睡眠時間は平均8時間程度に増えるそうです。また、加齢が進むと深い睡眠が少なくなります。脳の老化に伴って睡眠の必要性が少なくなっていくと考えられています。